僕たち夫婦の子どもは、4月から保育園に入園します。
入園に向けて情報を集めて準備をしています。
「保育園に入ると病気をもらいやすい」とよく聞きます。
子どもが定期健診を受けている小児科の先生に入保育園での集団生活に備えて、「健康面で気を付けるべきこと」を教えてもらいました。
この記事では、保育園に入園する子どもを持つ共働きの夫婦に、子どもの病気対策と予防について紹介します。
免疫の低い0歳児は、登園後に感染症にかかりやすいと言われています。
赤ちゃんは、抗体を作るために必要なことです。
でも、そうなると保育園を早退や休むことになります。
それに備えてママパパの夫婦でルールを決めておくようにしましょう。
おじいちゃん、おばあちゃなど身近で頼れる人に頼ることも必要になります。
また、共働きでどうしてもし仕事を休めない時に利用できる「病児保育」という病気の子どもを預けることができる保育園もあります。
初めて保育園に入れる子どもをもつ共働きのママパパのあなたに役立つ情報を紹介します。
※対象となる方
初めて保育園に入園する子どもをもつママパパ。
保育園では病気をもらいやすい。それは普通のこと。
0歳児、1歳時で保育園へ入園すると病気をもらいやすいと言われています。
子どもには、体に入ってくる病原体に戦える抗体が少ないからです。
侵入してきた病原体を体から退治するために抗体がつくられます。
子どもに抗体がなければ、病気にかかります。
でも、1度体内に侵入したことのある病原体に対しては記憶するので、免疫が働き速やかに働き排除するようになります。
つまり、「病気にかかることで抗体ができ、病原体に強くなる」ということです。
小児科の先生から聞いた話によると、「保育園の集団生活で色々な病気や感染症にかかるのは普通のこと。」と言われていました。
あなただけの悩みではないので安心してください。
病気への対策は、予防接種や健康管理をすることで防ぐことができます。
詳しくみていきましょう。
予防接種を受ける
保育園で病気をもらいにくくするために、予防接種を受けましょう。
予防接種で防げる病気は予防しましょう。
あなたの子どもだけではなく、他のお子さんを守ることにもなります。
①定期予防接種
生後2か月目から定期的に受ける予防接種があります。
接種できる月になれば必ず受けましょう。
以前紹介した記事にくわしく書いているので、こちらをみてください。
②任意予防接種も受けることもおすすめ。
現在は、任意予防接になっている「おたふくかぜ」の予防接種も受けることをおすすめします。
接種費用は、自己負担になります。
自治体によっては助成金がでるとこともあるので、近くの自治体に確認してみましょう。
小児科の先生からも「感染症の流行をはやらせないためにも、できるだけ受けることをおすすめします」と教えて頂きました。
健康面で気を付ける。生活のリズムを整える
保育園で病気にかかるのを防ぐためには、健康面に気を付けることが大切です。
そのために毎日同じ生活リズムを作りましょう。
するべきことは2つ。
- 早寝早起きをする。
- 朝ごはんを食べる。
毎日同じことをする習慣を作ることで、生活リズムができ体も心も安定し健康的な生活ができます。すると、病気を防ぐことにもなります。
①早寝早起きをする。
早寝早起きは、健康的な生活の基礎になります。
子どもと一緒に家族でテレビやゲームをして夜更かしをすることで、朝が起きれなくなります。
「朝ごはんを食べる時間がなくなり食べない」といったこともでてきます。
睡眠時間も少なく、朝食で栄養も取らないとなると健康的な体ができません。
早寝早起きができるように体内のリズムを整えて病気になりにくい体にしましょう。
すぐに寝つけない子どもにはどうすれば?
対策は2つあります。
- 寝る前のお約束をきめる。(入眠儀式をつくる。)
- 寝る前にスマートフォン、タブレット、DVDなどのメディアを見せない。
「寝る前のお約束をきめる」とは、絵本を読むなど、寝る前にすることを決めることです。
入眠儀式(にゅうみんぎしき)と言います。
寝る前に決まったことをすることで、寝る時間だということを子どもに分かってもらうようにします。
子どもにとってスマートフォンなどの映像は、脳に強い刺激を与えます。
なかなか寝付かなかったり眠りが浅くなる要因にもなります。
できるだけメディアとの接触時間を短くし、寝る前に見せるのはやめるようにしましょう。
②朝ごはんを食べる
朝ごはんは、1日の栄養とエネルギーになります。
朝ごはんを食べずに保育園に行くと、園でぼんやりすごしたり、不機嫌になることにつながります。
早寝早起きをして朝ごはんを食べて保育園に行くことが、子どもの健康面でできる一番のことです。
「睡眠」と「食生活」のリズムを整え、健康的な毎日の習慣を作ることが、保育園で病気をもらいにくくするための対策になります。
登園はじめは、休むことが多い。
小児科の先生からは、「登園はじめは、子どもに免疫が少ないので色々な感染症などの病気にかかります。保育園を休むことも多いです。」と教えてもらいました。
保育園に通いはじめは熱が出たり、風邪をひいたりすることも多いようです。
先生が言うには、「月の半分を休む子どももいる」そうです。
保育園で「37.5℃の熱が出たり」「水便や嘔吐」などがあると、保護者にお迎えの電話連絡があります。
保育園に預ける共働きのママパパは、事前に相談して、「子どもが休んだ時はどうするか?」「お迎え電話があったらママパパのどちらが迎えに行くか?」を決めておきましょう。
自治体によっては「病児保育」もある。
自治体によっては、「病児保育」もあります。
共働きのママパパの場合、子どもが病気になっても、どうしても仕事を休めないこともでてきます。
その時に病気の子どもを預かってくれる保育施設を「病児保育」といいます。
病院と併設している施設や、事前に登録が必要な施設もあります。
各自治体に問い合わせすると詳細を教えてもらえます。
子どもの熱が出たり、風邪をひくと保育園では預かってもらえません。
共働きのママパパがどうしても仕事を休めない時を考えて、事前に確認と登録を済ませておくこともおすすめです。
まとめ
- 保育園では、病気をもらいやすい。
- 病気することで抗体ができ免疫が増えるので、成長の一つ。
- 病気への対策は、予防接種や健康管理をすることで防ぐことができる。
- 定期的な予防接種は必ず受けましょう。
- 任意の予防接種も受けることをおすすめします。
- 保育園での病気を予防するために、早寝早起き、朝食を食べる生活を習慣をつける。
- 登園はじめは、子どもに免疫が少ないので色々な感染症などの病気にかかります。保育園を休むことも多い。
- 保育園に預ける共働きのママパパは、子どもが休む、早退時についての対応を事前に相談しておきましょう。
- 共働きで仕事がどうしても休めない時に備え「病児保育」の事前確認、登録がおすすめ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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