初めての予防接種!赤ちゃんにいつから?内容は?わかりやすく解説。

子育て
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赤ちゃんに初めての予防接種!

先日、僕たち夫婦に赤ちゃんが産まれました。

赤ちゃんは、産まれて2ヶ月目から予防接種をすることになります。

予防接種にはたくさんの種類があって、定期的に数回受ける必要があります。

新米ママパパである僕たち夫婦にとって赤ちゃんに初めてのワクチンの接種。

調べたことをまとめてみました。

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なんで予防接種を受ける必要があるの?

赤ちゃんの免疫をつけて病気から守るために、予防接種を受ける必要があります。

日本の衛生環境は、とても良いですが「はしか」「百日せき」など乳幼児の命にかかわる病気がいまだに多くあります。

予防接種で病原体への免疫をつけ、赤ちゃんの命を守るために必要があります。

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予防接種ってなに?

予防接種とは、病気に対して免疫をつけたり、強くするために、ワクチンを接種することです。

乳幼児が受ける予防接種一覧(令和2年3月時点)

赤ちゃんが受ける予防接種は、9つあります。(令和2年3月時点)

まず、どんな予防接種があるか紹介します。

  • B型肝炎
  • ヒブ
  • 小児用肺炎球菌
  • BCG
  • 四種混合(百日ぜき、ジフテリア、破傷風、ポリオ)
  • MR(麻しん風しん混合)
  • 水ぼうそう
  • 日本脳炎
  • ロタ

9つのワクチンを数回、定期的に接種します。

予防接種について詳しくみてみる。

予防接種の種類と予防する病気、接種の回数、対象年齢を紹介します。

B型肝炎(びーがたかんえん)

予防する病気B型肝炎    
接種回数3回
対象年齢1歳未満(生後2か月以上9ヶ月未満)

ヒブ(ひぶ)

予防する病気ヘモフィルスインフルエンザ菌b型による髄膜炎や肺炎など
接種回数初回 3回 
追加 1回(初回3回終了後7か月以上13ヶ月未満)
対象年齢生後2か月以上5歳未満

小児用肺炎球菌(しょうにようはいえんきゅうきん)

予防する病気肺炎球菌により肺炎や中耳炎、髄膜炎など
接種回数初回 3回 
追加 1回(初回3回終了後60日以上あけて1歳以降に1回)
対象年齢生後2か月以上5歳未満

BCG(びーしーじー)

予防する病気結核
接種回数1回
対象年齢1歳未満(生後5か月以上8ヶ月未満)

四種混合(よんしゅこんごう)

予防する病気百日ぜき、ジフテリア、破傷風、ポリオ
接種回数1期初回3回 
1期追加1回(初回3回終了後12ヶ月以上18ヶ月未満)
対象年齢生後3か月以上7歳6ヶ月未満

MR(麻しん風しん混合)

予防する病気麻しん(はしか)、風しん
接種回数1期1回 
2期1回
対象年齢1期:1歳以上2歳未満、
2期:5歳以上7歳未満で小学校入学前の1年間

水ぼうそう

予防する病気水ぼうそう
接種回数2回
対象年齢1期:1歳以上2歳未満、
2期:5歳以上7歳未満で小学校入学前の1年間

日本脳炎(にほんのうえん)

予防する病気日本脳炎
接種回数1期初回:2回
1期追加:1回
2期:1回
対象年齢1期初回:3歳以上4歳未満
1期追加:4歳以上5歳未満
2期1回:9歳以上13歳未満

ロタ(ろた)

予防する病気ロタウィルス、胃腸炎
接種回数ロタリックス(1価):2回
ロタリックス(5価):3回
対象年齢ロタリックス(1価):生後6週以上24週未満
ロタリックス(5価):生後6週以上32週未満

予防接種を受ける時期、場所について

  • 時期:基本的には、かかりつけの小児科医と相談してスケジュールを決めます。
  • 場所:かかりつけの医療機関

市区町村によっては、予防接種の時期や推奨する小児科などを案内する冊子をくれるところもあります。

僕の地域の市役所は「赤ちゃんのしおり」「予防接種と子どもの健康」という冊子を配っていて参考にしています。

予防接種のスケジュール

予防接種について説明したけれど、スケジュールはどうやって管理したら良いの??と思うかもしれません。

日本小児科学会のホームージに詳しい情報があります。

「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール」を見ると分かりやすいです。

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY
公益社団法人 日本小児科学会公式サイト

予防接種を受け損ねたときに確認しよう!

もし予防接種を受け損ねたときは、日本小児科学会の「キャッチアップスケジュール」を確認しましょう。

日本小児科学会推奨の予防接種キャッチアップスケジュール|公益社団法人 日本小児科学会 JAPAN PEDIATRIC SOCIETY
公益社団法人 日本小児科学会公式サイト

予防接種のポイント

ポイント①:当日のチェック

  • 子どもの体調は良いか?熱があったり、ふだんと変わったことがないか確認。
  • 心配なことがあれば、お医者さんに相談しましょう。質問をメモして用意しくと良いかもしてません。
  • 母子健康手帳は必ず持って行きましょう。

ポイント②:ワクチンを接種するとき

  • 小さな子どもは動かないようにしっかり抱っこしてあげましょう。
  • 注射で泣く子どもも多いです。予防接種のあとは、頑張ったことをほめてあげるようにしましょう。

ポイント③:接種後の注意

  • 接種後30分くらいは、体調に変化があってもすぐに対応してもらえるように、医療機関の中で子どもの様子を見てあげるか、すぐに医師と連絡を取れるようにしておきましょう。この間に急な体の変化がおこることがあります。
  • 帰宅後もはげしく体を動かすことはさせないようにしましょう。
  • 接種箇所を清潔に保ってあげましょう。
  • お風呂は入ってもOK。ただし、接種箇所はこすらないようにしましょう。

ポイント④:市町村が配布している冊子を読もう!

自治体によっては、「予防接種と子どもの健康」という小冊子を配布しています。

予防接種の目的や注意事項、副作用などについて詳しく書かれています。

事前に読んで理解しておくと良いでしょう。

まとめ

  • 予防接種とは、病気に対して免疫をつけたり、強くするために、ワクチンを接種すること。
  • 赤ちゃんが受ける予防接種は、9つあります。(令和2年3月時点)
  • 予防接種を受ける時期、場所は、かかりつけの医療機関。
  • 予防接種のスケジュール管理もしっかりおこないましょう。

※参考文献

  • 市役所が配布する資料:「赤ちゃんのしおり」
  • 公益財団法人 母子衛生研究所 母子健康手帳 副読本
  • 国立感染症研究所ホームページ https://www.niid.go.jp/niid/ja/component/content/article/320-infectious-diseases/vaccine/2525-v-schedule.html
  • 公益社団法人 日本小児科学会 ホームページhttps://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=138

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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