新生児期とは?もうすぐ赤ちゃんが生まれるママパパ必見。
妊娠38週目の僕の嫁さん。
まるでスイカがお腹にあるかのように大きくなりました。
出産の準備で買い揃えるものや入院の用意でソワソワしています。
赤ちゃんが生まれた最初の4週間は、「新生児期」といいます。
この時期は、赤ちゃんにとって大事な時期になります。
でも、初めて赤ちゃんを育てる僕たち夫婦にとってどうやって接すれば良いかわかりません。
そこで、赤ちゃんの「新生児期」について調べてまとめました。
新生児期とは?
新生児期は、生後28日未満の赤ちゃんの時期のことをいいます。
生後28日未満は、「4週間」のことです。
新生児期とは、どういう時期?
新生児期は、最初の2週間が特に大切になります。
赤ちゃんがママの体内とまったく違う環境の中で、自分の力で発育していくことになれる時期だからです。
お腹の中にいた時は、胎盤を通してママの血液から栄養や酸素が送られていました。
でも、これからは、自分の力で呼吸し、栄養も取り入れて成長しなければなりません。
赤ちゃんが無理なくなれていくように、環境を整えてあげることが必要です。
赤ちゃんの五感が育ちはじめる。
新生児期の赤ちゃんは、「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」の五感は、生まれた時から機能しています。
でも、どの感覚もぼんやりとしています。
例えば、新生児の視力は0.1以下と言われています。
五感は、外からの刺激で育っていきます。
- 視覚・・・赤ちゃんの周りにあるすべてのものは視覚を刺激。
- 聴覚・触覚・・・語りかけや抱っこする。
- 嗅覚・味覚・・・おっぱいや食事をあげる。
だから、やさしく抱いたり、言葉をかけて、生後すぐからコミュニケーションをとりましょう。
新生児期は、親子の絆を深める大切な時期になります。
新生児期の赤ちゃんの特徴。
赤ちゃんは、新しい世界に慣れるようと一生懸命です。
新生児期の赤ちゃんの10個の特徴を紹介します。
新米ママパパの参考になれば嬉しいです。
ポイント | |
体重 | 出産後、体重が一時的に減ることがあります。 しかし、出生時の10%くらいまでの減少は心配ありません。 1週間くらいでもとに戻ることがほどんとです。 |
姿勢 | 赤ちゃんの自然な姿勢は、腕は「W時型」、足は「M字型」。 手は、軽くにぎっています。 手足をよく動かします。 上を向いているときは、左右対称に動かすのが特徴。 |
体温 | 赤ちゃんは、体温調整機能がまだうまく働きません。 体温も周りの温度に左右されます。 室温は、冬は「20℃前後」、夏は「28℃くらい」を目安に保ちましょう。 |
呼吸や脈拍 | 心臓や肺も小さいため、大人とくらべると呼吸数、脈拍は多くなります。 呼吸数は、1分間に40くらい。 脈拍は、120~140程度。 |
視覚 | 明るい、暗いはわかり、明るいほうを見ようとします。 ものの輪郭は、ぼんやり見えています。 人の顔はよく見えるので、30cm位近づけて、話しかけながら顔を見てあげましょう。 |
聴覚 | 耳も聴こえています。 特にお腹の中で聴こえていたママの声が大好きです。 |
肌の様子 | 生後2~3日ころから肌が黄色におびてきます。 「新生児黄疸(しんせいじおうだん」と呼ばれる生理的なものです。 生後4~5日くらいでピークを迎え、2週間くらいで消えます。 おしりに青く見えるのは、「蒙古斑(もうこはん)」。 年齢が進むにつれて薄くなり、消えていきます。 |
頭 | 頭のてっぺんにひし形のすき間があり、さわると柔らかくペコペコしています。 これは「大泉門(だいせんもん)」といいます。 これから成長にそなえるためのものです。 1~1歳半くらいで閉じます。 また、頭にコブのようなものができていることもあります。 これは、産道を圧迫されて通ってきたときにできたもので、 ふつう3~4日で消えます。 |
うんち | 最初に出るうんちは、ネバネバした黒っぽい色で「胎便(たいべん)」といいます。 やがて、黄色みをおびたうんちになっていきます。 |
へその緒 | へその緒は乾いていき、生後1週間くらいでポロリと取れます。 その後のケア方法などは、退院時に聴いておきましょう。 取れたあとが、いつまでもジクジクしていたり、出血があるときは、 産婦人科か小児科に相談しましょう。 |
まとめ
- 新生児期は、生後28日未満(4週間)の赤ちゃんの時期のこと。
- 新生児期は、最初の2週間が特に大切になります。
- 赤ちゃんの五感は、外からの刺激で育っていきます。
- 新生児期の赤ちゃんの特徴をみながら、赤ちゃんとコミュニケーションをとりましょう。
※参考文献
- 母子健康手帳 副読本(公益団体 母子衛生研究会)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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